ヤーコン・ヤーコン茶で健康&ダイエット

ヤーコンで健康&ダイエット

ヤーコンという馴染みのない野菜が注目を集めている最大の理由は、他でもないその優れた健康効果です。

ヤーコン糖尿病肥満高血圧などに効果の高い成分を多分に含んでおり、その機能性の高さは他の野菜と比べても群を抜いているのです。
糖尿病や肥満に効果が高いということはもちろんダイエットにも有効的ですので、中高年だけでなく若い女性からも期待が高まるところです。

ヤーコンのダイエット効果に関して、こんな話を聞いたことがあります。
ある農家でヤーコンの葉を肉牛の飼料に混ぜて食べさせていたら、痩せてしまい大損したとのこと・・・。
身近な方の体験談もよく耳にします。30代の女性でダイエットに効くと効いて1年間ヤーコン茶を飲み続けていたら半年経ったころから効果が出始め、もともとそれほど太っていないその女性で5キロ、一緒に始めた少し太り気味の
お友達は10キロも痩せたそうです。健康診断でメタボ判定を受けた40代男性も、ヤーコンを飲み始めて3ヶ月で5キロ痩せたと効きました。

ヤーコン以外は特にダイエットのための何かをしていなくても、毎食事の際に必ずヤーコン茶を飲んでいただけで
それだけのダイエット効果
が得られたとのことです。
ヤーコンの優れた機能は、調理して食べるイモの部分にもお茶として飲む葉の部分にも共通すると考えられています。

はたしてヤーコンの何がそれだけダイエットパワーを持っているのか?
ヤーコンの気になる成分と機能性をご紹介します。

ヤーコンはダイエット食材の大注目株

「ダイエットに効く食べ物は?」と聞かれて、あなたは何を思い浮かべますか?
いまなら、「バナナ!」と即答する人が多いかもしれません。

確かにバナナは栄養価が高くオリゴ糖やポリフェノールも豊富な食べ物です。しかしそのバナナより更にオリゴ糖もポリフェノールも多く含み、しかも低カロリーな驚異のダイエット食材があるのです。

それが“ヤーコン”。

ヤーコンって何??」と思う人がほとんどかもしれません。
ヤーコンとは、野菜です。レンコン芋にもサツマイモにも似た根菜です。中南米アンデスよりやってきたその聞き慣れない野菜は、健康効果・ダイエット効果の高い食材としてこれから大注目の野菜なのです。

私が初めてヤーコンという名を聞いたのは、ある大学に在籍していたときのこと。サークルの後輩だった長野から来ていた農学部の男の子が、地元でヤーコンの栽培・販売を促進する地域おこしをしているとの
ことでした。いまでこそ注目を浴び始めているヤーコンですが、当初はヤーコンなんて全く知られておらず、本人の努力を差し置いて周囲では「大根とレンコンを掛け合わせた新種らしいよ」などと
適当な話をしていました。

しかしセカンド・インプレッションは驚くべきもの。あれから何年も経ち、ヤーコンの葉をお茶にした「ヤーコン茶」をたまたま貰い、飲む機会がありました。するとそれを見た知人から
ヤーコンはものすごいダイエット効果があるんだということを聞かされたのです。

いまや各地方で特産物として栽培に取り組まれているヤーコン。しかしまだまだ知られていないヤーコンの実力と実体をご紹介します。

ヤーコンとは、こんな野菜

ヤーコンは、南米大陸のアンデスからアマゾンで生まれ、コロンビアの南部からアルゼンチン北部のアンデス高地で古くから栽培されている作物です。なんとその歴史は2000年以上!
そしてそのヤーコンを食するアンデス地域の人々は有数の長寿国ということからヤーコン「長寿の野菜」「奇跡の野菜」と呼ばれ、その健康効果に注目が集まっています。

ヤーコンはキク科のイモ(根菜)です。サツマイモや大根と同じように、土の下にできるイモ(塊根)が食用となる部分です。
イモはゴツゴツと不ぞろいな形で、見た目はサツマイモによく似ています。
味としては、塊根部分は水分が多く梨にも似たシャキシャキとした食感とほのかな甘みがあり果物と野菜の中間といった印象です。
ほのかな甘みは、ヤーコンに非常に多く含まれるフラクトオリゴ糖によるものです。
また、皮をむくとみるみる黒ずんでしまいますが、これも健康効果の高いポリフェノールを多量に含むゆえんなのです。

また、イモの部分だけでなく、ヤーコンの葉はお茶として利用することができます。
葉の部分にもイモ部と同様の優れた健康効果が認められており、商品としての市場での扱いやすさと消費者にとっても手軽に飲用できることから、イモ部よりも普及しているようです。
ヤーコン茶が火付け役となり、これからヤーコンという野菜が市場に広まっていく可能性は多いにあるでしょう。

ヤーコンの栽培

ヤーコンは夏涼しい中山間地域が最も栽培に適しています。ヤーコンは生命力が強く、栽培に適した土地では根が定着するととても勢いよく育ちます。春に作付けし、梅雨の頃にはヤーコンの茎葉が地表を生い茂るので
雑草が育たず除草の手間がなくなります。
病虫の被害はほとんどないため、ヤーコンは無農薬栽培さが通常の栽培方法となっています。そのため、ヤーコンは皮まで安心して食べられますし、茎葉もお茶として
利用できます。また、イノシシやサル、シカなどに食べられてしまうという被害もきわめて少ないようです。除草や農薬散布などの作業がなく、獣対策も必要のないヤーコンは、非常に育てやすく楽に栽培できる作物です。

ヤーコンは栽培作業が楽で無農薬栽培が容易なため、家庭菜園にも適しています。産地農家がインターネットの通信販売ヤーコンの苗や種芋の販売を行っています。うまく栽培できるかどうかは居住地域の気候にもよりますが、日陰となる場所で栽培すれば夏季の温度上昇や日照を避けることができるため適した場所をみつければ栽培に取り組めるでしょう。

ヤーコンの市場

ヤーコンが日本に初めて導入されたのは1980年代で、導入当初は産地化をはかり全国各地のさまざまな地域で栽培に試みたようです。その結果、ヤーコンの栽培には夏の涼しい地域が適していることが
分かり、それ以外の地域では生産量の面でも品質の面でも劣るので、栽培をやめてしまった地域も多いようです。

日本では栽培と同時にヤーコンの食品機能性に関する研究が進み、その健康効果には非常に注目が集まるもの見た目があまり良くないことやすぐ黒ずんでしまう点が欠点でもあり、市場での需要が低いところがあります。
需要が少ないために各地での栽培面積も小規模で、なかなか普及に伸び悩んでいるところがあります。

しかし、ヤーコンはジャガイモやサツマイモ、サトイモなど他のイモ類とは違い、加熱調理だけでなく生食でも食べられるという利点もあります。
形の悪い物は漬物や乾物、ジュースやゼリー、ヨーグルトなどの加工品への商品開発も進められています。また、なかなか普及しないイモ部に代わり、葉の部分を茶に加工した「ヤーコン茶」はひそかな人気を集めています。

お茶として手軽に取り入れられ、健康効果の高いヤーコン茶はダイエット茶として市場に広まりつつありヤーコンの知名度も徐々に上がってきています。
ヤーコン茶の人気を契機に、今後の市場拡大が期待されるところです。

ヤーコンはどこで買える?

ヤーコンは市場規模が小さく、買ってみたいと思ってもなかなか手に入らないのが現状です。
しかしながら、全国各地でヤーコンの産地化による地域おこしは盛んで、店頭での取扱いを始めたスーパーや百貨店なども
少ないながら出てきています。

また、ヤーコンの産地化を勧めている地域では、ふれあい市や道の駅、観光施設のお土産コーナーなどに
商品が並ぶことが多いです。例えば北海道、青森、岩手、茨城、千葉、山梨、長野、福岡、熊本など、実にさまざまな
地方で栽培に取り組まれているので、どんな地域にでも旅行などで出かけた際は、特産品を気にしてみていると
ヤーコンに出会える可能性が高いでしょう。
中には、個人農家がインターネットを利用した通信販売を行っているところもあります。
通信販売を利用すれば身近にヤーコン栽培地域がなくても、また、遠方に出かける機会がない人でも購入が可能です。
中にはヤーコン芋やヤーコン茶だけでなく、自宅で栽培するための種芋や苗を販売していることもあります。

ただし、徐々に人気が高まっているいま、小規模な個人農家の通信販売では残念ながら「売り切れ」の状況もよく見かけますので、根気よく探す必要があるかもしれません。

比較的手に入りやすいヤーコン茶は、道の駅など地域の特産販売所だけでなく、ドラックストアや健康食品のお店などでも見かけることが多くなってきたので、マメに探してみるとよいでしょう。